A. 個人で法人アカウントを作成したら大丈夫です。
個人でOfficeアプリが使いたくてサブスク契約しようかなと公式サイトに行ってみれば、家庭向きプランはMicrosoft 365 Personalのみ。
でもOffice使いたいだけなら実はもう一つプランがある。
一般法人向けプランのMicrosoft 365 Apps for business がそれ。
Apps for business?
法人向けプランなのに複数人で仕事を進めるようなアプリを含まない、Officeアプリだけを使いたい個人事業主向きのプラン。
個人で法人アカウントを作れば契約できる。起業してなくても大丈夫。
PersonalにあってAppsにない機能
- Skypeから固定・携帯電話への通話が30分無料
- Microsoft エディター
- 独自ドメインでメアド作成
- インストール可能なデバイス数がAppsでは限られている(モバイル5+タブレット5+パソコン5)※Personalは上限なしで5台同時にサインイン可
必要な機能かな?
必要ならば迷わずPersonalを選ぶ。
必要ないだろうなと思うから迷うのだ、あって損するわけではない。
Skype同士なら使うこともあるけどそれは無料だし、Microsoft エディターは使ったことないし使わない気しかしない。
独自ドメインでメアドを作ってOutlookで使えるというのはおもしろそうだけど、ドメイン購入という別料金が必要になる。
と、個人的には必要ではないので、PersonalとAppsは同じようなものだということで、ならばなにかしらお得感がある方を選びたい。
価格で比較
Microsoft公式は Appsが安い
Microsoft 365 Personal | Microsoft 365 Apps for business | |
---|---|---|
プラン | 家庭向け | 一般法人向け |
料金(年間契約・税込み) | 12,984 | 11,880※1 |
※1 公式サイトは¥900/月だから×12で年間¥10,800じゃないの?と思いたいけど、法人向けプランは税抜き価格が表示されている。
手動で更新するのがメンドクサイならAppsで運用していく方が楽そう。
少しでも安くなるならメンドクサクない!のなら、PersonalをAmazon等で安く購入して手動更新するのがいい。
AmazonはPersonalが安い
通常時でもAppsより消費税分くらい安い。
(2021/12/3 12:00pmの価格はオンラインコード版が¥11,684円/現在価格は要確認)。
セール時は5-10%くらいOFFになることが多い。
2021/11/26-12/2のBLACK FRIDAYセールでは過去最大の20%OFFになっていた。
また、Amazonでの購入履歴があると5%OFFクーポンが発行されていることがある。
(どのくらい前の購入歴で発行されるかの詳細は不明、対象者には【お客様限定】クーポンが表示される)
もしPersonalを公式サイトですでに契約中であっても安い時にコードを購入して延長(更新)することができる。
AppsはAmazonで販売されていない
法人専用の Office 365 Business というAmazonのサブスクがAppsに相当するのだと思うが、料金がAppsの公式と同額でセール時にも安くならないのでわざわざAmazonで買う気にはならない。
キャッシュバックキャンペーン
Personal
Microsoft では毎年、期間限定のキャッシュバックキャンペーンを実施している。
Microsoft 365 Personal(12ヶ月版) キャッシュバックキャンペーン (2022/3/1〜3/31) 【終了しました】
2022年12月以降、キャッシュバック額は2,500円。
以前は3,000円だったけど、キャンペーン頻度が増えているかんじなのでその分減額なのかもしれない。
Amazonのおおきいセールとかち合えば結構なお得感。
Apps
Appsも、2022/3/31まで実施されている法人向けのリモートワーク導入支援キャンペーンの対象になっている。
新規購入限定など条件があるけれどAppsは4,000円(公式の33%)キャッシュバックがあるので、今まで契約したことがないなら一回乗り換えてみるのもアリかもしれない。
「我が社ソリューション 365!」導入支援キャンペーン【終了しました】
このキャンペーンを適用すれば、1年間はPersonalよりなるのかな?条件次第か。微妙か。
結論:自動更新か手動か
自動更新ならApps
自動更新設定だと公式の価格が適用されるのでAppsの方が安い。
なにより自動更新は面倒くさくない。
セールやキャンペーンをチェックしなくていよい。
手動更新ならPersonal
絶対的に安さは正義だというなら、Personal。
自分で更新すればいいだけ。
更新時期に関係なくコードを登録すれば契約期間が延長されるので、セールやキャンペーン時に購入するとお得度が増す。
\\ 【Amazon】タイムセール祭り 2022/6/18-20 //
おまけの備忘録:
中途解約について
Appsは契約中に解約すると残り期間分を日割り計算して返金してくれる。
Personalは返金なし。
Microsoft 365 Apps から Personal に乗り換えたら残った期間分は返金される?
手動更新について
コード登録場所
Microsoftアカウント(https://account.microsoft.com/account/)に[サインイン]
> サービスとサブスクリプション > 管理 > 支払い設定 > コードまたはプリペイドカードを使う
あとは表示される指示通りに。
Amazonでオンラインコード版を購入した場合
アカウントサービス > ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ
購入したMicrosoft 365 Personalの [office.comへ] ボタンから
キャッシュバック入金時期
入金日は申込締切後。あわてなくても大丈夫。
2020年のキャンペーン時の実例。
締切:2021/1/31
申込用紙発送:2020/12/25
銀行入金:2021/2/16
Personal ⇔Appsで同じアカウントは使えない
Personalは個人アカウント、Apps for businessは法人アカウントなので、Personal →Apps(Apps→Personal)にプランを 移行するならアカウントも変える必要がある。持ってなければ新規作成。
ダウンロードしたOfficeはそのまま使える
PCやタブレットにダウンロードしたOfficeアプリは、アカウントを変更すればそのまま使える。
再ダウンロードの必要はない。
機能比較表
Personal | Apps for business | |
---|---|---|
<Office アプリ> Word Excel PowerPoint OneNote Outlook Access※1 Publisher※1 | ||
OneDrive | 1TB | 1TB |
Skype | 60分無料/月 | |
Microsoft エディター | ||
カスタム電子メール ドメイン※2 | ||
使用可能なデバイス | 同一ユーザーが使用するすべてのデバイス (同時に 5 台までサインイン可能)。 | 5 台のモバイル デバイス、5 台のタブレット、5 台の Windows PC または Mac(1 ライセンス/1ユーザー あたり) |
※1 Windows PC のみインストール可
※2 独自ドメインを使ったメールアドレスを作成できる
Personal<Amazon>のオンラインコード版とカード版の違い
Amazonでは[オンラインコード版]と[カード版]の、2種類のPersonalのライセンスコードが販売されている。
(2021/12/3 12:00pmの価格)
オンラインコード版 | パッケージ版 | |
---|---|---|
価格(1年版) | 11,682 | 12,980 |
ポイント | – | 1% |
コード | 購入後即ダウンロード可 | オンラインコードが記載されたカードが送付される |